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​光を待つ

意識と空間において、こころの内側と外側をひっくり返す。

ぺらぺらならば、向きを変えればうらもおもても見えるだろう。

日があたればむかしのけしきが透けても見える。

お手紙のごとく、かたちとは未来に投げられた過去。

降りしみる絵具と光を返す小さな抵抗。

そろそろすがたも見えなくなりそう。

 

無意識をすくいとる縁起を手がさがしつづけている。

やがてあらわれる。全体が明るくなる。

 

待機と忘却、なつかしさをAIも知る日が来るだろうか。

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