top of page
​光を待つ

こころの内側と外側をひっくり返す。

ぺらぺらは、視点をかえればうらもおもても見えるだろう。

日があたればむかしのけしきが透けても見える。

お手紙のごとく、かたちとは未来に投げられた過去。

絵具が降り注いで小さく光を返す。

滲んですがたが見えなくなりそう。

 

手が縁起をさがしつづける。

全体が明るくなった。

 

意識の外で、待機と忘却も同時に立ち現れている。

スタジオセッション-021.jpg
bottom of page